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プレスリリース

2012年6月18日  アイウェーブのFPGA技術が日本の衛星開発に貢献

アイウェーブはAES (Advanced Engineering Services CO.Ltd) 社と協力をして、人工衛星搭載機器を開発しました。 アイウェーブは設計及び開発にあたり、高いFPGA IP技術を活用して、期日までに完成しました。
衛星は現在、順調に軌道上を飛行し、データの送受信を行っています。


AES社はつくば市を中心に、宇宙、ハイテク技術、システム開発、天文・光、飛行船、バイオサイエンスの6分野で技術サービスを提供しており、小型衛星搭載機器を開発・製造する新しいプロジェクトでは、低コストで、短期間に開発するため、主にCOTS部品で作ることを企図しました。

衛星は自動識別システム(Automatic Identification System:AIS)を搭載しており、衛星のカバーエリア内でAISを装備した船舶との間でデータの送受信をします。 運用者は、ストア―送出方式と、サンプリング方式のどちらの検出方式も選ぶことできます。
衛星受信機では、検出のためにアイウェーブのFPGA IPコアを用いて設計・開発されたデータプロセッサが使用されました。


AES社がアイウェーブのFPGAを選定した理由

  • 高効率を得るためのFPGAをベースにした実装膨大な FPGA IPを保有
  • FPGA 設計専門技術
  • カスタマイズ及びインテグレーション サポート
  • 低コストのオフショア開発
  • 要求に即応するオンサイトサポート
  • 柔軟なテクニカル サポート

開発にあたってのアイウェーブの協力

  • プロジェクト開始当初から仕様の打ち合わせに積極的に参加。
  • FPGAの専門会社としてのノウハウを基に主要構成やロジック構成の提案。
  • 提案・実施内容のわかりやすい説明。
  • 所要期間の正確な見積もりと、ほぼ予定通りの完成。
  • 開発中のトラブルシューティング、原因究明、解決を短時間に実行。
  • テストや不具合対策には技術者やマネージャーを現地に派遣。

衛星搭載受信機で使用したFPGA IP技術

  • AIS受信システムは、OBCインターフェイスを介してソフト8051 CPU で制御。
  • ディジタルデータは外部メモリにストアされ、ストアされたデータは1 Mbps TRX インターフェイスを介して送受。
  • 衛星のRFアナログデータは、ADCコアでサンプリングされ、中間でストアすることなく直接1 Mbps TRX インターフェイスを介して送信。
  • 外部デバイスの管理・制御等。 

アイウェーブは、FPGA技術や、 i.MXシリーズ等の組み込み技術をベースに、お客様と協力をして製品開発を推進します。

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