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プレスリリース

2015年10月23日 i.MX6 Qseven SOM 開発キットを使用した皮膚検知

アイウェーブはi.MX6 Qseven SOM 開発キットを使用したリアルタイムの皮膚検知アプリケーションを実現しました。
開発した皮膚検知アプリケーションは、シングルボードでリアルタイムのカメラ、皮膚検知をサポートします。


サポートする機能:

  • カメラを使ったリアルタイムのビデオキャプチャ
  • mjpeg フレームのハードウエアエンコーディングによる処理の迅速化
  • OpenCVライブラリの機能を活用して画像処理を強化

  
                   皮膚検知のフロー図

皮膚検知アプリケーションはOpenCV (Open Source Computer Vision).を使用しています。
OpenCVは計算効率の向上とリアルタイムアプリケーションに特化して設計されました。
最適化C/C++で記述されたライブラリはマルチコア処理の利点をうまく活用しています。
また、根本的に異種のコンピュ―ティングプラットフォームによるハードウエアアクセラレーションも活用しております。
このアプリケーションは、カメラからのフレームキャプチャとそのフレームの処理を同時並行的に行うことができます。

皮膚検知アプリケーションの動作

  • ボードに取り付けられたカメラが入力フレームのキャプチャを開始します。
  • キャプチャしたフレームは、処理アルゴリズムに送られます。
    • a) 皮膚検知用の画像処理アルゴリズムは、OpenCV ライブラリを使用しています。
      b) これは皮膚部分を検知し、皮膚以外の部分を消去し消去部分は黒色で表示されます。
  • アルゴリズムの出力は皮膚部分のフレームのみとなります。
  • 最終的にユーザは、一つの画面でオリジナルのフレームと皮膚検知のフレームの両方を見ることができます。

         
                     手の皮膚検知出力例

このアプリケーションは用途によって機能を強化することができます:

  • 医療分野
    • 肌の色あい、傷跡、痣等の検出.
    • 皮膚病の検出
  • 監視カメラ
    • 部屋/モールに入出する人数のカウント
開発環境:
   開発キット: i.MX6 Qseven SOM 開発キット
   OS: Linux 3.10.17
   カメラ: オムニビジョンCMOS カメラ



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