アイウェーブはARINC 818-2規格のARINC818 FPGA IP coreを提供しています。 ARINC 818-2は業界標準の高速シリアルプロトコルであり、特にアビオニクスアプリケーション用に開発されました。 今回はアイウェーブのARINC818-2 IP core 評価に関するニュースで、2015年8月11日の"ARINC 818-2 FPGA IP コア"の続きです。
FPGA用のストリーミングIPをインテグレートし、異なったビデオアプリケーションを使用し易くします。 アイウェーブのARINC818 IPは、 Xilinx Kintex 7 FPGA 評価キット及びAltera Stratix IV GX FPGA開発ボードを使って以下のICD(インターフェイス管理文書)によりテスト・評価しました。
このIPはHSMC DVI入力/出力ドータカード及びHSMC送受信ドータカードを用いてAltera Stratix IV GX開発ボードでテストしました。 DVI入力データはARINC IPにストリームされます。 ARINC IPトランスミッタデータはSFPを使ってループバックされARINC受信チャンネルで受信されてDVI出力インターフェイスにフレームのないデータが表示されます。 Altera Stratix IV GX 開発ボードでのARINC IP動作 Altera Stratix IV GX 開発ボードを使ったARINC IPの評価
レファレンス設計ではARINC IPは、トランシーバ(送受信装置)及びXilinx Video IPと一緒にインテグレートされています。 テストパターンはARINC IP トランシーバに送られます。 トランシーバは一方をARINC818-2 IPと、他方をSFPモジュールと接続します。 ARINC818-2 IPトランスミッタからのデータはSFPモジュールに送られ、ループバックデータが ARINC レシーバで受信されてHDMI ポートに表示されます。 Xilinx Kintex 7評価キットでのARINC IP動作 Xilinx Kintex 7 Evaluationキットを使ったARINC IPの評価 IPはお客様から提供されるICD (インターフェイス管理文書:リンク速度、ビデオ解像度、カラーフォーマット、補助データの細部、タイミングの細部等のキーパラメータを定義)によって修正できます。 アイウェーブはICDに従ってIPを修正して、短期間でSFP及びビデオ入出力ポート付きの各種開発キット用のレファレンス設計をご提供いたします。