Xilinx Zynq UltraScale+ MPSOMを使用した低遅延ビデオストリーミング

アイウェーブは各種産業・商用アプリケーションで求められる低遅延のビデオ・オーディオ伝送システムをXilinx Zynq UltraScale+ MPSoCSOMとEthernetを用いて最大4Kまでの伝送をリアルタイムで実現しました。


Xilinx Zynq UltraScale+ MPSoCを使用したビデオストリーミング

Xilinx Zynq UltraScale+ MPSoC SOMで低遅延を実現する方法

ワイヤレスハードウエア・プラットフォームはHDMI入力ストリーム経由でオーディオ/ビデオ情報を受信し、そしてこれをXilinx HDMI RXサブシステムIPが処理します。
オーディオ・ストリームはSoC のR5 コアに実装されているAAC (Audio CODEC アイウェーブが独自開発)に供給されます。
オーディオ&ビデオ・ストリームはそれぞれのエンコーダーでエンコードされ、MPEG TS (Transport Stream) に供給されます。エンコードされたストリームはMPEG 送信ストリーム基準に従いパケット化されます。
MPEG TS出力はビデオ・パケット・ハンドラーに供給されて、MPEG TS パケットにTCP/IP若しくはUDPヘッダーが付加されます。
TCP/IP若しくはUDPパケットは RJ45 ケーブルで1Gリンク (MAC)に送信されます。
1GリンクはフルHDの、10Gリンクは4K のストリームに使用します。
RJ45の他方のエンドはリモートPCに接続され、VLCメディア・プレーヤがエンコードされたオーディオ&ビデオのストリームに使用されます。

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