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プレスリリース

2010年9月22日 アイウェーブが新たに開発したビデオ処理ユニットを掲載しました

 アイウェーブはお客様のビデオ処理アプリケーションをサポートするため、FPGAでビデオ処理ユニットを開発しました。
このユニットはデジタルカメラ(VGA/HDMI)からYcbCr 4:4:4又はRGB 4:4:4 フォーマットのデータを入力して、カラー コンバージョン、ビデオ スケーリング及びクロマ リサンプリング等のビデオ処理を行い、データをDDR2メモリに保存することが可能です。
また、DDRメモリに保存したデータを読み込み、ビデオ処理を行い、VGA/HDMIディスプレーに出力することが可能です。

ブロック図

                     ビデオ処理ユニット 拡大ブロック図はこちら

機能
 1. VGA/HDMIビデオ入力RGB 4:4:4データをキャプチャする。
 2. カラー コンバージョンIPを使用して、RGB 4:4:4データをYCbCr 4:4:4データにコンバートする。
   次に、クロマ リサンプリングIPを使用して、YCbCr 4:2:0にダウン サンプルする。
   (今回のH.264コーデックはYCbCr 4:2:0のデータフォーマットのみサポートしているため)
 3. イメージ処理を行いデータをDDRメモリに保存する。
 4. DDRメモリに保存しているデータをH.264 Codecユニットを使用して、リードし、Encodeし、DDR
   メモリに保存する。
 5. 次に、H.264 Codecユニットを使用して、エンコーディングしているデータをリードし、デコーデイング
   し、DDRメモリに保存する。

 ユーザは、DDRメモリに保存している下記のデータから1つを読み出し、イメージ処理を行い、
VGA/HDMIで出力することが可能です。
 1. VGA/HDMIビデオデータ
 2. H.264 エンコードされたデータ
 3. H.264 デコードされたデータ
  上記のデータはDDRメモリの個別のデータバッファに保存されます。

仕様
・ ビデオ キャプチャ/表示インタフェース
   ・ 24-ビット データ V/H シンクロ及びクロック
   ・ 4:4:4 YCbCr又はRGBデータ
   ・ プログラマブル解像度(最小QCIF (176x144)から最大HD (1920x1080))
   ・ プログラマバル インタフェース タイミング (前部及び後部ポーチ)
・ カラー コンバージョン
   ・ RGB から YCbCr
   ・ YCbCr から RGB
・ ビデオ スケーリング
   ・ 0から4までのファクターでのアップ スケーリングとダウン スケーリング
   ・ 水平方向と垂直方向で5-tap補間フィルタ
・ クロマ リサンプリング
   ・ ダウン サンプル 4:4:4 から 4:2:0
   ・ アップ サンプル 4:2:2 から 4:4:4
・ DDR2ライト/リード エージェント
   ・ DDR2コントローラへのインタフェース
   ・ DDR2コントローラ
・ H.264 Codecユニット(サードパーティ製をご用意しています)
・ DDR2ライト/リード エージェント
   ・ H.264 CodecユニットとDDR2コントローラのインタフェース

アプリケーション
・ テレビ電話
・ デジタルサイネージ
・ 画像処理装置
・ 家庭用、エンターテインメント用、工業用、自動車用でLCDを使用するあらゆる用途
・ ビデオ監視・観測システム及びあらゆるビデオ処理システムで使用可能

特徴
・ SOCへの移行が容易
・ コンフィギュラブル
・ 多くのFPGAファミリーにおけるインテグレーションが容易な簡単設計

   詳細はビデオ処理ユニットへ


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