アイウェーブはお客様のビデオ処理アプリケーションをサポートするため、FPGAでビデオ処理ユニットを開発しました。 このユニットはデジタルカメラ(VGA/HDMI)からYcbCr 4:4:4又はRGB 4:4:4 フォーマットのデータを入力して、カラー コンバージョン、ビデオ スケーリング及びクロマ リサンプリング等のビデオ処理を行い、データをDDR2メモリに保存することが可能です。 また、DDRメモリに保存したデータを読み込み、ビデオ処理を行い、VGA/HDMIディスプレーに出力することが可能です。 ブロック図 ビデオ処理ユニット 拡大ブロック図はこちら 機能 1. VGA/HDMIビデオ入力RGB 4:4:4データをキャプチャする。 2. カラー コンバージョンIPを使用して、RGB 4:4:4データをYCbCr 4:4:4データにコンバートする。 次に、クロマ リサンプリングIPを使用して、YCbCr 4:2:0にダウン サンプルする。 (今回のH.264コーデックはYCbCr 4:2:0のデータフォーマットのみサポートしているため) 3. イメージ処理を行いデータをDDRメモリに保存する。 4. DDRメモリに保存しているデータをH.264 Codecユニットを使用して、リードし、Encodeし、DDR メモリに保存する。 5. 次に、H.264 Codecユニットを使用して、エンコーディングしているデータをリードし、デコーデイング し、DDRメモリに保存する。 ユーザは、DDRメモリに保存している下記のデータから1つを読み出し、イメージ処理を行い、 VGA/HDMIで出力することが可能です。 1. VGA/HDMIビデオデータ 2. H.264 エンコードされたデータ 3. H.264 デコードされたデータ 上記のデータはDDRメモリの個別のデータバッファに保存されます。 仕様 ・ ビデオ キャプチャ/表示インタフェース ・ 24-ビット データ V/H シンクロ及びクロック ・ 4:4:4 YCbCr又はRGBデータ ・ プログラマブル解像度(最小QCIF (176x144)から最大HD (1920x1080)) ・ プログラマバル インタフェース タイミング (前部及び後部ポーチ) ・ カラー コンバージョン ・ RGB から YCbCr ・ YCbCr から RGB ・ ビデオ スケーリング ・ 0から4までのファクターでのアップ スケーリングとダウン スケーリング ・ 水平方向と垂直方向で5-tap補間フィルタ ・ クロマ リサンプリング ・ ダウン サンプル 4:4:4 から 4:2:0 ・ アップ サンプル 4:2:2 から 4:4:4 ・ DDR2ライト/リード エージェント ・ DDR2コントローラへのインタフェース ・ DDR2コントローラ ・ H.264 Codecユニット(サードパーティ製をご用意しています) ・ DDR2ライト/リード エージェント ・ H.264 CodecユニットとDDR2コントローラのインタフェース アプリケーション ・ テレビ電話 ・ デジタルサイネージ ・ 画像処理装置 ・ 家庭用、エンターテインメント用、工業用、自動車用でLCDを使用するあらゆる用途 ・ ビデオ監視・観測システム及びあらゆるビデオ処理システムで使用可能 特徴 ・ SOCへの移行が容易 ・ コンフィギュラブル ・ 多くのFPGAファミリーにおけるインテグレーションが容易な簡単設計 詳細はビデオ処理ユニットへ
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