マシーンビジョンでは検査、計測、計数等の様々なタスクを自動的に行いますが、そのための技術は主に以下のもので構成されます: ・ 画像のキャプチャ(デジタル表現データの取得) ・ デジタル画像の処理 (画像処理のための計算) ・ 処理された画像に基づく自動解析/決定 ・ 合格/不合格の決定と瑕疵の表示 Cyclone V SoC Qseven SOM を使用したマシーンビジョン アイウェーブのCyclone V SoC Qsevenモジュールは、画像のキャプチャ、画像サンプルの事前処理、処理アルゴリズムの実行、処理した画像のGUI表示する等、マシーンビジョン・アプリケーションの実行に使用されます。 画像のキャプチャや事前処理ロジックはFPGA部 (プログラマブルロジック)で実行し、ARMプロセッサ(プロセッサシステム)は、画像の処理アルゴリズムを担当します。 処理された画像データは、ミックスされてFGPGA部からLCDに表示されます。 マシーンビジョン・アプリケーションの一例: マシーンビジョン・アプリケーションは瑕疵の詳細情報をLCD上にGUI表示します。 瑕疵情報には、サンプル番号、テスト結果、瑕疵数等が含まれます。 発見された瑕疵は、容易に判明するようにアプリケーションがハイライトします。 また、アプリケーションは詳細表示数を増加したり、瑕疵の見え方を向上するためズームイン/アウトしたりできるようカスタマイズが可能です。 アイウェーブのCyclone V SOC Qseven SOMの特長 アイウェーブのCyclone V SOC Qseven SOMは、画像処理に優れており、この様なマシーンビジョン・アプリケーションに最適です。また、モジュールは産業用温度グレードの他、各種温度グレードにカスタマイズすることも可能です。 長期間入手が可能であり、他の分野のアプリケーションに対するテクニカルサポートも可能です。 アイウェーブは、Qsevenモジュール製造とBSPサポートの両方を行っているため、お客様の製品開発サイクルを短縮し迅速な市場投入を可能にします。