i.MX6が登場して、監視用アプリケーションの向上が図られています。 アイウェーブは、4ヵ所の異なる場所に設置されたi.MX6 Pico ITX SBCのカメラから動画をEthernet 経由でストリーミングし、1ヵ所で映し出すシステムを開発しました。 図の上方にあるPico ITX は、Ethernet 経由のビデオをキャプチャして、1台のHDMIモニターに表示します。 システムは、LAN接続された5台のi.MX6 Dual Pico-ITX ボードで構成されています。 4台のボードにはカメラが接続されており、動画を撮影し、エンコードしてRTPパケットとしてストリーミングします。 5台目のボードは、4つのRTPパケットストリームを受信して、HDMIの4つのスロットに表示します。 使用したOS は、Dora VersionのYoctoでした。 ビデオキャプチャにはMIPI 又はCSIカメラが使用できます。 (テストは5MP MIPIカメラで実施) 4つのカメラは、均等に画面をシェアし、その解像度は854x480です。 デモンストレーション用に、我々は1台のカメラに1台のPico-ITXを使用いたしましたが、コストを節約するためには1台のi.MX6 Pico-ITX SBCに2台のカメラを接続することも可能です。 i.MX6 Quad/Dualコアを備えたPico-ITXは、2台のカメラから同時に画像をキャプチャすることが可能です。 i.MX6 Pico ITX SBCパンフレット(PDF)