i.MX6 QP/DP Q7 SOM

2016年5月6日 i.MX6 QP/ DP Q7 SOMを新発売


アイウェーブは、i.MX6 QuadPlus (iMX6QP)及びi.MX6 DualPlus (iMX6DP) CPUベースの2種類のi.MX6 Qseven SOMを発売開始しました。

NXP社の新しいi.MX6QP及びi.MX6DP CPUは、複数のARM Cortex-A9コアを備えた高性能アプリケーション プロセッサで、高度なグラフィック性能要求に応えるために製品化されました。
i.MX6 QP/DP CPU は、より高度なグラフィック性能と、高いフレームレートを提供するためGPUメモリ帯域幅を大きくして、お客様の使用ケースに対応します。

新しいi.MX6 QP及びDPデバイスの2D 、3Dグラフィック エンジンの性能は、従来のi.MX6 Quad 及びDual コア デバイスと比較して50%以上向上しています。

i.MX 6 QP/DP SOMは以下の変更により性能の向上を図っています。

  • GPUのDRAMへのアクセス用の内部バス コンフィギュレーションを最適化
  • GPU2D 及びGPU3D用のバス幅を64から128ビットに増大
  • ディスプレイ用にPRE (Prefetch and Resolve Engine) を追加
  • 128KB の内部RAMを備えた二つのOCRAMコントローラを追加

 i.MX6QP/DPのIPU Prefetch and Resolve機能

i.MX6QP/DPでは,“IPU Prefetch and Resolve”と呼ばれる新しい機能が現行のIPUベースのディスプレイ サブシステムのトップに導入されています。
Prefetch and Resolve Engine (PRE)は、ディスプレイ フレーム バッファを前もって読み込み、それをOCRAMのダブル バッファに保存するのに使用されます。
IPU がディスプレイ用のピクセルが必要な場合にダブル バッファから直接持ってくることが出来ます。
これにより高負荷アプリにおける潜在的なIPUディスプレイ アンダーランを回避し、システムを強化します。
PRE はGC2000からリニア バッファ フォーマットまでの未定のタイル表示バッファ フォーマットを解決してOCRAMに保存します。
そうすることで、IPUは解決されたバッファを直接表示することが可能になります。
これでGC2000における余分な解決動作が不要となりDRAMの帯域幅を節約します。


i.MX6QP/DP Prefetch and Resolveのデータフロー
(画像: NXPセミコンダクター提供)

IPUの前面にPrefetch and Resolve Gasket (PRG) ブロックがあります。
このブロックの目的はフローコントロールのためにPREとIPUを握手させることです。

OCRAM内のダブルバッファは4/8/16行のみで、PREが一つのバッファを満たすとPRG向けにレディ信号を発生し、続いてPRGがIPUにこのバッファの読み込みを許可します。
IPUが一つのバッファの読み込みを完了するとPRGはPREモジュール向けに完了信号を発生し、このバッファがリサイクルされピクセルの先取りを開始します。

i.MX6QP/DPのグラフィックエンジンは、メモリ アクセスを低減してグラフィック表示エンジン間のデータ フローを最適化するようアップデートされます。

GC2000 GPUは対象を描画するのに独自のタイル表示バッファフォーマットを使用します。
i.MX 6 Dual/Quadにおいては、いくつかの描画対象はソースバッファであるグラフィック エンジンで使用することが出来ず、最初にGC2000をリニア バッファに変換しなければなりません。
この変換動作がDRAMに必要以上のトラフィックをもたらし全般的なグラフィック性能を低下させます。 i.MX 6 QP/DPでは、GC2000の描画対象の読み込みにおいて変換動作を回避するようGC320を更新することで改善されています。

お客様のアプリケーションによっては、最終表示で複数のオーバレイがある場合があります。
i.MX 6 Dual/QuadのGC320は2レイヤの構成のみをサポートしており、複数のオーバレイをサポートするには複数回の構成動作が必要となります。
このことがDRAMへの余分なリード/ライトアクセス引き起こします。
トラフィックを低減するためGC320は8レイヤの構成をサポート するようアップデートされており、i.MX 6 QuadPlus及びDualPlusは、最適なビジュアルを可能にする強化グラフィック性能を提供します。

アイウェ-ブのi.MX 6 QuadPlus/DualPlus Qseven SOMは、インスツル メントクラスタ(OpenGL ES)、インフォテイメント(HTML5, HMI)、マルチ ディスプレイ等の広範なターゲットアプリケーションに最適なプラットフォームです。

i.MX6 Q7 モジュールパンフレット (PDF)

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